1年を振り返る
東京都図画工作研究会 会長 辻 政博
今年度も皆様の協力で、さまざまな事業をおこないました。
関ブロ・都図研中央大会、熊本の全国大会、『子ども主義宣言』の発刊とギャラリーTOMでの展示会、美術館との連携による「鑑賞教育」、三回にわたる「研修会」、「都展」の実施、日本科学未来館での『∞のこどもたち展』・・・etcと、ここに書き出すことができないくらいの実にさまざまな活動を展開してきました。というのも、図画工作教育は、社会にむかって図工教育の重要性や価値の主張と内に向かっての指導力向上の研究・研修をかつてなく要求される時代だからです。
つまり、私たちは、「教科の存続」を問われる状況にあり、また、世代交代による人員の構成の変化を余儀なくされる状況にあるのです。図画工作は、いわば外と内からの二重の変化の波にもまれています。このことを私たちは、自覚しながら活動しなければなりません。
現在、「新学習指導要領」も提案され、具体的な方向が見えつつあります。さらなる課題や問題を捉えながら、子どもにとってよりよい図画工作のあり方を模索していきたいと思います。そのためにも、現場に生きる図工専科である皆さんの一層のご理解とご協力が不可欠と考えます。10年後にむかって、はじまりの1年であると思います。
長野県美術教育研究会+都図研実践交流会
2月16日(土)豊島区立巣鴨小学校にて、都図研と長野県の先生方との交流会が催された。この実践交流会は、昨年の関ブロ長野大会から始まり、今回は2回目。辻会長の挨拶のあと、長野県美術教育研究会から長野市立松代小学校・野田俊司教諭の「文武学校を活用した活動」、長野市三本柳小学校・徳嵩博樹教諭「ポケットアルバムの実践」「図工通信の紹介」。
大町市立第一中学校・千原 厚教諭の「生活に生きる“わたしなりの美的センス”を育む美術科学習の創造」、長野市立川中島中学校・森 崇教諭の「川中島白桃PR大作戦」の実践が報告された。続いて都図研からは、江戸川区立清新第三小学校・加藤貴子教諭の「展覧会」(造形タイム、ギャラリートークなど)についての実践が報告された、休日というのに会場は多くの参会者が集い、暖かい雰囲気で交流会を閉じた。 Reporter:庖刀
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