全造連熊本大会に思う
東京都図画工作研究会 会長 辻 政博
本年度の全造連の全国大会は、熊本でおこなわれた。日美連との共催という形ではじめておこなわれた。が、これまでの歴史的経緯や組織の構造も異なっているので、運営する側としては、かなりとまどったのではないだろうか?来年は大阪大会であるが、共催の方法や内容も模索しなければならないだろう。「全日本」というのは、なかなか困難な道のりである。 内容に関しては、系統主義的技術主義と例えば「造形遊び」に理解を示す指導者の間に、大きなずれがあるように感じた。また、中学校と小学校の造形教育に関する基本的なずれがあるのを感じた。今後、学習指導要領告示にともなって、小中一環の教育課程が検討されるであろうが、実質的には、困難がともなうと予想される。全般的にみて、全国レベルを一般的ととらえると、都図研の実践は、明らかに突出している。これも、専科制度と60年におよぶ歴史的な蓄積の成果であろう。造形教育の先進的なモデルを提示するとともに、全国に発信できる実践を今後も模索していきたい。
熊本は、元理事長の永野一生先生の故郷である。母校の城東小学校で公開授業があった。入り口の小さな橋は、小学生の永野先生の投稿した名前が採用されたそうだ。「城見橋」という。いろいろと懐かしいお話を聞くことができた。さまざまな課題を感じる大会であるとともに、楽しい大会でもあった。
新年度役員信任される
去る12月11日理事会において新年度役員選挙がおこなわれた。
会長・副会長・理事長とも定数内の立候補者であっ たため、信任投票がおこな われ、立候補者全員が信任された。
都図研会則に従い、3月 の理事会総会で承認を受けることになる。信任されたた新年度役員は右の通り。
会長
辻 政博 文京区立誠之小学校 現:会長
副会長
南 育子 墨田区堤小学校 現:副会長
遠田 毅 日野市三沢台小学校 現:副会長
鈴木 陽子 目黒区五本木小学校 現:副会長
高橋 香苗 足立区大谷田小学校 現:特別委員会委員長
玉置 一仁 北区滝野川第二小学校 現:研究局長
理事長
本間 基史 新宿区落合第六小学校 現:副会長
お詫び 都図研News先月号、中央大会の記事で「…学校数69校という、都図研では最小ブロックでの大会…」の記述が間違っていました。学校数で言えば正式には都図研最小のブロックは「島嶼(とうしょ)ブロック」で、小学校数は17校。ただしこのブロックは都図研大会のローテーションには含まれておらず、大会開催ブロックで最小は、2008年度開催地の西多摩ブロック55校です。 | ||
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